【PM2.5】とは？ 中国から？わかりやすく説明します！

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【PM2.5】とは？
今話題の【PM2.5】をわかりやすく説明します！



では、【PM2.5】とは？

「目に見えない有毒物質！？」
「大きさは？」

空気中に浮かんでいる小さな粒子のことをエアロゾルと呼びます。
PM2.5とは、大気中を漂う物質のうち、直径2.5マイクロメートル以下の特に小さな粒子のことを指します。
聞き慣れない単位ですが、1ミリメートルの1000分の1のサイズが、1マイクロメートルとなります。

わかりやすく言うと、大気中に漂う微粒子（エアロゾル）で目に見えない小さなホコリやチリのような存在。髪の毛の太さの３０分の１の大きさで、通常のマスクでは簡単に通過してしまいます。


名古屋市役所のHPより

PM2.5は最近急に発生したものでなく，大昔から地球上のどこの大気においても、一定量の存在をしています。



「主な発生源は？」「なんで危険なの？」
「なんで対策しないといけないの？」

工場の煤煙（ばいえん）や車の排ガスなどに含まれるすすが主成分です。

環境汚染、大気汚染、そして人体に大きな悪影響をおよぼす恐れがあります。
大量に吸い込めば肺の奥や血管に入り、ぜんそくや心疾患、肺がんなどの健康被害が懸念されています。



「環境基準は？」

環境省は2009年、人の健康を守る目安となる環境基準を、年平均で大気1立方メートルあたり15マイクログラム以下、1日平均で平均35μg（マイクログラム）/立方メートルまでと決めています。
その値が70μgを超えると身体に悪影響が出る可能性があるため不要不急の外出や屋外での長時間の激しい運動をできるだけ減らすように注意喚起が行われます。

ニュースなどを見ていると、中国の最も酷い地域では約300μgと測定されています。



「意外なところにも！」

あまり知られてはいませんが、PM2.5を含む身近で有毒なものといえば『タバコの煙』も該当します
喫煙可の喫茶店で濃度を計測したところ300μgを超える濃度でした。また、別の喫茶店の喫煙席でも最大700μgを測定したとのことです。さらに、新幹線の喫煙席も700μg程度になっているようです。

今日現在では、私たちの住む日本の空気環境は喫煙所の中の状態と同じなのです。



「なぜ、増えているの？」

PM2.5は有害物質であり、日本において『公害問題』として取り上げられ、過去に規制が行われています。

しかしながら、隣国の「中国」では無法状態と言える状況で、無規制で放出されています。
それらの煙が、日本にまで飛んできているのが現状です。

現在のように基準値の約100倍の量が飛散している状態で生活を続けると、人体への影響は大きいと言えるでしょう。



目に見えないので、
なかなか危険性を理解したり対策を行ったり出来ませんね。

粉塵用のマスクが効果的なようです。
ちゃんと正しく理解し、効果のある対策をしてくださいね。



ちなみにPM2.5が付着した野菜や果物は食べても大丈夫だそうです。
PM2.5は、水に溶けやすい物質で、水で洗えば取り除くことができます。
PM2.5は空気とともに吸入すると危険性が指摘されていますが、食べ物を通して口から体内に入る場合には、とくに心配する必要はないようです。

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